看護師1年目から精神科って大丈夫
プロフィールにも記入しているんですが、私は精神科の看護師をしています。
現在慢性期精神科病棟の看護師4年目になります。
私は新卒のころから精神科に希望で就職しました。
なので精神科しか経験がありません。
よく、看護学生の頃は1年目から精神科に入ると技術が身につかない
転職したくなった時に転職しにくいといわれました。
入職したての頃もよく「なんで精神科にしたの」と聞かれることが多かったです。。
そこで、私が4年精神科に努めて学生時代いわれてきたことに対する感想なんですが、、、
1年目から精神科でも全然大丈夫!!
だと私は思います。
どこの病棟に配属されても、いろんな理由で合う合わないはあると思うし
精神科だから特別技術が身につかないということもないと感じています。
技術に関しては
採血、点滴、心電図測定、血液培養検査等日々ありますし、
レントゲン、エコー、CTの検査も日常的に見ています。
逆に一般科から転職した看護師さんでも、「点滴はドクターがしてたからやったことがない」や
「心電図は病棟でとることがなかったから初めて」ということも多々あります。
精神科の薬は強い薬が多いため、身体的な副作用も多く、薬が合わないと生死にかかわる薬も多いです。
あとは薬の鎮静で転倒が多いため、レントゲン、CTもよくあります。
そのため検査は日常的です。
精神科だからかわかりませんが、検査室があるわけでもないので基本なんでも病棟の看護師が
対応することが多いです。
なので、精神科だから特別技術が身につかないということはないと思います。
あとは、精神科の患者様は精神疾患による症状が一般科では対応しきれないことも多く
身体的な疾患でほかの病院に転院しても比較的早く戻ってきたり、
精神科も高齢化で慢性疾患をもっている方が多くいるため、色んな疾患を対応することが多いため
知識もそこそこ身についたかなと思います。
転職に関しては、私は経験がないですが、精神科の一緒に働いていた先輩でも一般科に転職した方もいますし
逆に精神科経験があると、一般科で精神科の患者様を対応するときに重宝される。みたいな話もよく聞きます。
就職するときに同じ精神科希望の学生同士でずっと話て悩んだことだったなと思い
今回はこのことを記事にしてみました。
正直学生時代に想像していた精神科看護とはまったく違いました。
精神科に就職していなければ人生で一回もみなかっただろうなという風景を毎日みています。
法律、薬、疾患、人権等を日々考えながらする精神科看護師。
私はすごく魅力的で楽しい病棟だと感じています。
そんな日々の話は、また別の機会にかけたらなと思います。