年金って何?②
第2回、今回は受け取れる年金の種類について
年金の種類
老齢基礎年金
支給年齢:65歳以上になったら(希望すれば60歳から支給可能、遅らせることも可)
納税:20~60歳までの40年間納めると満額
受給資格期間の10年を満たすと給付される
※受給資格期間とは、保険料を納めた期間や免除した期間の合算
支給金額:2021年の満額の金額は780,900円(毎年度改定)
厚生年金に加入していた時期がある場合、老齢基礎年金+老齢厚生年金が支給
障害基礎年金
支給対象:病気などで生活や仕事が制限される場合【障害認定基準】に該当する場合
障害の程度によって等級があり給付金額が決まる。
受給条件:①障害あるいは精神疾患の診断が下りていること【障害認定日要件】
②初めて診断された日に、国民年金または厚生年金に加入していること【初診日要件】
③保険料の未納がないこと【保険料納付要件】
遺族基礎年金
支給対象:残された遺族に生活の保障を目的として給付される
受給者は子供【18歳までの未婚の子】のいる配偶者や子供
保険料の納付期間が全期間の3分の2以上あることが条件
遺族基礎年金→子供がいると支給
遺族厚生年金→厚生年金に加入していると支給
厚生年金加入者や遺族基礎年金と遺族厚生年金の支給となる。