株の勉強⑤【配当金】
配当金て何?
株主には会社が得た利益の一部が配当(インカム・ゲイン)として還元されます。
株主が保有する株数に比例して分配されます。
会社の利益が大きく膨らめば増え(増配)、業績が悪くなれば減ります(減配)
しかし、比較的確実に利益を得られる方法でもあります。
ただ、すべての銘柄に配当があるわけではないことと、業績が悪くなりすぎると配当がなくなる(無配)こともあります。
配当利回りとは、1株あたりの配当金を1株当たりの株価で割った値を言います。
配当金のメリット
手間がかからない
配当がでる株を保有すれば、企業が続き利益を生み出す限り還元されます。
配当金の払い出しが行われると、自動的に証券口座に税金が引かれて入金されます。
米国株:四半期ごと 日本株:半年ごとに振り込まれる。
出口戦略を考える必要がない
配当金は含み益ではなく、確定利益です。
配当としてその都度現金化されるため、ある意味利益確定になります。
株価の値上がり益を狙う方法とは違い、いつ売却するかなどの出口戦略を考える必要はありません。
投資のモチベーション維持
無配株(配当を出さない株)に投資し株価の値動きを見る投資では、大きな利益を期待できることもありますが、その分リスクもあります。
下落する株価に伴って資産が減ると、気持ち的にも落ち込んでしまいますよね。
配当金という定期的な利益があれば、株価が下落しているときに買い増しする資金にもなります。
株価が上がれば資産額が増えてうれしいですし、株価が下がれば安く買うことで今後の配当金を増やせるとプラスに考えることもできます。
複利の効果
運用で得た収入を再び投資することで、収益が収益を生む複利効果が高まります。
複利の効果に関しての記事はこちら↓