株の勉強②【テクニカル分析とは】

今回の目標

株の勉強シリーズ2回目です。

今回は①で紹介したテクニカル分析について理解していきたいと思います。

株の勉強シリーズ①がまだな方は↓

テクニカル分析とは?

まず、前回も説明しましたがおさらいでテクニカル分析とは

どんな会社かではなく買いのタイミング、売りのタイミングに着目して投資先を選ぶ分析のことを言います。

時間の流れとともに変化する株価の動きを分析することで、将来の値動きを予想します。

いい会社だからといって、いつでも買ってもいいということでないので、株価のトレンドと波を読めるようにならなければなりません。

この分析にはどんな会社なのかというファンダメンタル分析は一切入ってきません。

純粋にチャートの動きのみにあわせてタイミングを計っていく分析です。

チャートを読む

まず、チャートとは一定期間の株価の動きをグラフ化し、数値だけではイメージしにくいものを視覚的に分かりやすくしたものです。

チャートはローソク足テクニカル指標(移動平均線)で構成されています。

まず、ローソク足の構成についてです。

株価の上昇を表すのが赤い実体をもつローソク足で陽線といいます。

株価の下降を表すのが青い実体をもつローソク足で陰線といいます。

実体の上に伸びている線を上ひげといい、下に伸びている線を下ひげといいます。

ローソク足とは

上の画像でいう、チャート上にある赤と青の棒のようなもの。これがローソク足です。

ローソク足は、その日のうちに株価がどのように動いたかを表します。

1本ができる時間の長さによって4つにわけることができます。

ローソク足ができるスピード
日足チャート中・短期トレード1日に1本
分足チャートデイトレードできる単位を5分、10分等の分単位で設定
週足チャート中・長期トレード1週間に1本
月足チャート長期トレード(年単位)月に1本
日足チャートの陽線です。

この日足チャートの陽線で考えると、

100円で取引が始まった⇒値下げして90円になる⇒A社の株式が欲しい投資家が増える

⇒120円まで到達⇒最後に少し落ち着き110円で取引が終了となる。

この株価の上昇を表すのが陽線です。

ここで注意してほしいポイントは、

陽線は前日の終値とは関係がないということです。

今日一日の動きだけを表しているので、ぜんじつより終値は下げたけど、始値より上昇していれば陽線となります。

このことは陰線でもおなじです。

テクニカル指標【移動平均線】とは

チャートの中をローソク足に絡みながら上下する線があります。これが移動平均線と呼ばれる、テクニカル指標です。

移動平均線とは一定期間の終値の平均値のことを言います。

直近の終値を計算に反映し、古い値は外していくことで直近の傾向を表してくれています

株が今上昇傾向にあるのかどうかを素早く把握するために使えます。

ローソク足だけでは見失うリスクのある大きな流れを把握できます。

何日間の平均を出すかによって、25日線、75日線、200日線等の種類が存在します。

200日線は長期の投資向け、25、75日線は短期から中期の投資で注目します。

今回は、ローソク足と移動平均線の説明をしました。

次回はより具体的なお話を少しできたらなと思います。

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